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佐野晃子が実践する重点施策

孤立化させない街づくり

 

若い世代が減って、高齢者が多くなる――これはどこの地域でも直面している問題です。少子高齢化が加速度的に進む中、やらなければならないことはたくさんあります。だからこそ、いますぐにできることを明日からでも実行する必要があります。まずは、どの世代も「孤立化させない」街にしていきたい。生活していくうえで助けが必要な高齢者、子育て中で孤立化しやすい子育て世代、見えてこない貧困家庭、ソーシャルネットワークではつながっていても地域には参加していない若者世代――この様々な「世代」において年齢的に中間地点にいる「私」が人と人とをつないでいく役割を担います。

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人と人とが出会う街づくり

私が生まれ、育った中野新橋にはかつて、若乃花・貴乃花兄弟がいた藤島部屋があり、若貴ブームの頃は優勝パレードなどもあったため、人が自然に集まる街でした。そうした、人と人とが出会う街にするためには、仕掛けが必要です。中野はどの地域にも地域ごとに、その場所ならではの魅力がたくさんあるので、もっとアピールしていくことが大切です。たくさんの人が集まる街づくりのために、その地域に根付いた商店街を活性化させたり、その地域ならではのイベント、お祭りなど、街ににぎわいを創出するアイデアを出していきます。

大災害に負けない街づくり

首都直下型地震は今後30年以内に70%の確率で起きるといわれています。現在は、「防災」というよりも、いかに災害による被害を少なくしていけるかを考える「減災」が主流です。減災は、街づくりそのものといっていいほど、街の環境整備にとって重大なポイントです。救える命を助けるために、私が掲げる「孤立化しない街」であることも大切だと、日々考えています。また、私の父の中野区議会議員・佐野れいじが重点施策としてきた空き家対策も、減災の観点から引き続き取り組んでいきます。空き家の利活用の促進を図ると共に、古くなった木造の空き家やブロック塀が、倒壊や火災で、地域の人への「凶器」にならないように早急に取り組みます。

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機能的な公園のある街づくり

人と人とをつなぐ街づくりのために、公園はなくてはならないものです。子どもが安全に遊べる遊具を備えるだけでなく、もっと多くの人が自然に集える場所にするため、世代を問わず使える健康遊具などの設置も推進していきます。人が集まれば、その地域に住んでいる人を知ることができる、声をかけることができる、コミュニティが創出される――そうしていくために、きちんと機能している公園が必要です。「こんな公園がほしいな」の声を実現化していきます。

国際交流をする街づくり

私はイタリアに留学した経験から、日本や自分が育った中野のことを外から見る機会を持ちました。「中野」は、イタリアを始めとするヨーロッパでも本当に有名です。それを牽引しているのは、「中野ブロードウェイ」などから発信されるサブカルチャー(大衆文化)ですが、そうしたわかりやすい海外へのアピールポイントがある区は、23区を見渡しても珍しいと思います。これを、これまで以上に対外的にアピールし、街全体を活性化していきます。「日本製=Made in Japan」の重要性に日本もようやく目を向けるようになってきましたが、そこからさらに一歩踏み出した「中野ブランド」をしっかり発信していきます。また世界の優れた芸術や文化に触れる機会をつくり、子供から大人まで国際感覚を育てられる環境を目指します。

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緑と花があふれる街づくり

 

文化的な魅力あふれる中野ですが、街を歩いていると殺風景だと思うことがあります。そこで提案したいのは、街角にも彩(いろどり)を持たせること。彩るといっても華美な装飾ではなく、たとえば植え込みの緑や花です。これも人と人とをつなぐ施策として、たとえば保育園や幼稚園、小中学校の子どもたちと地域の住民が協同して、花壇に緑や花を植える、お水をあげる、周りを掃除する――そうした繰り返しが人と人とをつなぎ、街を大切にしていくという気持ちを養っていくと考えます。また、きれいに整えられた街は、防犯にも結びつきます。

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